弊社、通常12〜3月は翻訳業務のカキイレ時で毎年寝る間もないほど忙しくさせていただいております。

さらに今年はワーホリの書類サポートや大学生の春休み短期留学等のお世話もあって、毎日ばたばたと過ごしているのですが、そんな中、兼ねてお誘いを受けていたニュージーランド、オーストラリアへの旅行を、つい出来心で(笑)決行してしまいました。

ニュージーランドは、数年前におひさまハウスへ日本語を習いに来ていた方のお宅へホームステイ、オーストラリアはお世話になっている翻訳会社にご挨拶と、おひさま翻訳チームの初期からお手伝いしてくださっていて、その会社を紹介してくださった方とおデ〜ト(注:女性です)。

やっぱり、せっかく旅行へ行くなら現地の方と交流できる形で行くのがいいですよね。今回は短い旅だったにも関わらず、ニュージーランドでもオーストラリアでもたくさんの方々とお話することができました。お世話くださったみなさん、ありがとうございましたm..m

【DAY1-2】

前日から成田に泊まって早朝便でまず香港へ!Catheyはいいですよね〜、CAは美人そろいだし、ご飯おいしいし、なによりシートがエコノミーでもゆったり^^

香港からニュージーランドのAuckland(オークランド)へ。日本時間9時に出て、翌日の朝7時に着いたってことは、成田からここまで約18時間なのですが、成田ー香港間は読書に没頭、香港-NZ間は爆睡していたのでほとんど知りません(笑)。久々にゆっくり休んだ〜という感じ。

あ、でも香港-NZ間の飛行機で、いきなりNZ英語の洗礼・・・。

機長の挨拶と注意事項の決まり文句に「タイコ」という言葉が聞こえたんですよ。文脈は「離発着の時は必ずシートベルトをお締め下さい」という部分。さて、なぜそこで「タイコ」・・・

ニュージーランドやオーストラリアでは、a [ei] の音が [ai] という発音になりますね。

タイコ = take-off

だったんです(泣)。前のシートに同じ文言のシールが貼ってあり、ふとそこに目が止まってやっと分かりました。

いきなりかよ〜Orz

昔ニュージーランド人の同僚がいて、いつも一緒に飲みに行ったり旅行に行ったりしていたので大丈夫!と思っていましたけど、やられました(笑)。

というわけで、[ei]->[ai] 変換スイッチON!

 

Aucklandから最終目的地の Palmerston North まではこのちっちゃい飛行機で・・・

バスに羽がはえたようなプロペラ機でしたけど、意外に快適でした。

それより驚いたのは、何の告知もなく2便分の乗客が1便に(笑)。

私は幸い飛んだ方の便でしたが、2時間前の便はいきなり欠航になってたらしく、おかげで満席でした。会社には合理的だけどお客には・・・。

Palmerston Northのローカル駅みたいな小さな空港に、元生徒のPeterさんが迎えに来てくれていました。Peterさんは、10代の頃にも日本に住んでいて、オフロードバイクのチャンピオンだったんです。その後日本人と結婚して再び日本に住んでいたときにうちに習いに来ていました。

まずはお宅へ。荷物を置くと、お隣さんにご挨拶に行きました。

お隣の Aloma さん。手芸が趣味で、近所の方をおうちに招いて一緒にキルト、裁縫、編み物なんかをしているそうです。この写真は手作りの3Dキルト。この日もご近所のおばあちゃまと一緒にキルトの作品を作っていました。

そして、なんとなんと・・・まるっきり初対面の私に、すてきなトートバッグとジュエリーケースのプレゼントを用意しておいてくださいました。

信じられない(T_T)・・・いきなりテンションMAXです!

隣の家に外国からお客さんが来る、っていうだけで、手作り品を用意して歓迎してくれるなんて、日本で考えられますか〜〜@.@

いただいたトートバッグ、旅行中にとても重宝して、帰国してからもすっかりメインのバッグになっちゃってます^^

さて、家に帰り、お昼はテイクアウトの・・・寿司・・・(食べ物編はまた後日)。

お食事の後、地元の町を見に行きました。

ここが町の中心です。古い教会と新しいアートコミュニティみたいな建物(上の写真の青と赤の建物)が隣り合ってて、目の前が大きな公園。なんとものどかな感じでした。

アートコミュニティには、地元出身のアーティストが絵や写真、自作やコレクションしたギターなどを展示していて、たまたま隣接のカフェにいたギター製作者が自分が発明したギターの説明をしてくれました。

Mr. John Collinge。ポリカーボネートの型で作った透け透けのオリジナルギターは、ただいまアメリカのギターメーカーに売り込み中とか!

町を散策した後、工場街にあるゴーカート場へ。日本で何度か乗ったことはありましたが、かなり難易度の高いコースで、終わる頃には全身筋肉痛・・・。元レーサーのPeterさんは、最初のカーブでいきなりドリフト決めていて、いったい何周抜かれたか分からない(笑)。

これは私です。ゆっくり走ってるので写真がブレもしないという(爆)。スタッフのお兄さんが撮ってくれました。最後の周でやっと、ちょっとだけキキ〜っとなったけど・・・。修行が足りぬ。

初日のディナーは、ご両親がホテルでごちそうしてくださる、ということで、ありがたくお言葉に甘えて♪

ところが、ロビーでFarmersと思われる方々の会合をやっていて、ものすごくうるさかったのです**;

面白かったのが、ホテルの駐車場にそのFarmerの方々の車が止まっていたのですが、ナンバープレートが COWとかFARMとか・・・自分で選べるナンバーにプライドを感じましたね〜。

こちらがゲストルーム。このお部屋に泊めていただきました。窓の外には、家の前の牧草地(笑)。牛と羊が数頭ずつ草を食んでおりました・・・。

 

いやあ、ほんとに羊の国だ!

 

と実感するのはこの翌日。

 

【DAY3】

朝、トーストにニュージーランド名物のバターやチーズで朝食をいただいた後、ご両親のお仕事を少し手伝いました。

お父さんは Track Timing といって、バイクレースのタイム計測の仕事ではニュージーランドの第1人者です。翌日からHamiltonの近くで公道レースがあるとのことで、計測機械の検査と組み立てを手伝いました。

Mr. Tim Gibbes 78歳現役です。ユーモアのセンスたっぷり、とても楽しいお父さんでした。ご商売のホームページはこちら。Peterさんも一緒にこの仕事をしています。お母さんは写真に写りたくないとのことで・・・。とってもすてきな優しい方ですよ。

この日のメインイベント、Feilding という近隣の町(township)にある、ニュージーランド最古最大のSaleyardsへ連れて行ってもらいました。ここでは、ガイドさんがついてSaleyardsの中を案内してくれます。この日は10時の回に50人ほどのお客さんが来る、と言っていまして、人気の観光スポットなんだそうです。



画像をクリックすると説明が読めると思います。

はい、ここでクイズです。ニュージーランドの国土面積は日本の本州と同じくらい、人口は400万人(横浜市と同じくらいです)。

さて、羊は何頭育てられているでしょう。







答えは、4000万頭。

 

人間の10倍です。25年前は8000万頭いたそうですが、その後、改良品種を輸入することにより、少ない頭数(つまり餌も少なくて済む)で品質の良い肉を供給できるようになったとのことでした。

でもね〜、その改良品種、ちょっと可哀想でした。羊なのに毛がないからヤギみたいにツルツルだし、尻尾は赤ちゃんのうちに切られているしで。

右がガイドのBillさん。元々は養羊農家ですが、息子さんに譲ってガイドをしているのだそうです。左は同じグループで観光したイギリス人の女性。

「イギリスの方がニュージーランドのラムを安く食べられるんですよ。なぜでしょうね?」と質問されていました。Billさんの説明は、イギリス向けは大量にさばくからじゃないかな、とのこと。ニュージーランドは人口が少なく消費量も少ないので大量生産できないんだそうです。だから物価も全体的に高いんでしょうね。

いるわいるわ・・・。この日、金曜日は子羊の日で、5〜8ヶ月の子羊たちが1頭100〜120ドルほどで競り落とされていました。もっとも、競売単位は “pen” つまり囲い1つ分なので、50〜100頭ほど。チケット売り場のお姉さんが、1頭なら安いけどpenごと買うとa lot of money だから手を上げちゃだめよ(笑)、と言っていました。

柵の回りにいる人間たちは、buyerや観光客です。

十把一絡げに売られて、挙げ句は食べられちゃうのにニコニコしてる可愛い子羊・・・この笑顔見ちゃったらもうラム肉は食べられませんね〜x.x

前の晩にニュージーランド名物ラムシャンクをいただいておいて良かったです(爆)。

FeildingのダウンタウンではFarmer’s Marketが開かれていました。ここでレモン&オレンジママレードを買ったり、Baked Potatoのチリビーンズ&ビーフを食べたりしてから、Timさんが月に1回計測をしているという近くのレースコースへ。

この日はレーシングカーのテスト走行が行われていました。それにしても広い空。

地元の博物館、美術館でNZの自然や歴史について勉強したあと、地元の大学Massey University に見学に行きました。NZ全土にキャンパスがありますが、ここは Palmerston Northキャンパスです。車かバイクか自転車がなければ移動できない、広くて起伏の多いキャンパスを見て回り、留学生事務所でお話を聞いてきました。留学生寮も見せてもらいましたけど、コテージ風でとてもステキです。

図書館は5階建ての建物に本がびっちり、100カ国からの留学生がいるとのことで、各国の言語の本もたくさんあります。さらにパソコンルームや自習室なども充実しています。明るい雰囲気の学食には、なんと・・・バー兼クラブまでついてます。

なんたって、近所がこんな感じですからね。。。

キャンパス内に店や銀行、旅行代理店まであって、さながら小さな町でした。

ここに留学してみたい!という方・・・まだAgency契約してませんので少々お待ちをm..m ホームステイの条件などを確認中です!

ダウンタウンで食事をしたあとはPeterさんのお姉さんのご家族の家を訪問。お義兄さんは地元のミッションスクールの校長先生、4人兄弟のうち、高校生の長男は生徒会長、中学生の長女は学校の主席、双子の弟たちも私立の名門小学校へ通っているという優秀なご家族。

しかもみなさん音楽が大好きとのことで、自宅内ミニスタジオで長男のSam君とお義兄さんとブルースセッションをしました^^。私はベース担当。お義兄さんがトランペットやギター、Sam君がドラムです。

Sam君がアコースティックギターでオリジナルの曲も披露してくれたり、とても楽しい夕べでした。

夕べ、と言ってるのになぜこんなに明るいかって?

Daylight Savingで夜は9時ごろまで明るいんです。だから、お父さんが5時ごろ仕事から帰って、夕飯を食べたあとに家族で過ごす時間がたっぷりあります。双子君たちは外でずっと遊んでました。

そういうところは割とユタと同じかなー。

 

【DAY4】

早朝にPalmerston Northを出発して、400km離れたNZ最大の都市Aucklandへドライブ!行きは飛行機でひとっ飛びでしたが、かえりはのんびりNZの牧草地の間を走って帰りました。

どこまでも続く牧草地・・・小高いところから見渡しても、本当に牧草地しかありません。写真をクリックすると山肌に白いポツポツ・・・それが羊さんたちです。山1つに100頭くらいずつ羊がいるかな〜。たまに牛もいます。

雲で見えにくいですが、富士山とまったく同じ形の成層火山。この向こうにLake Taupoがあります。

Lake Taupoは1周150kmほどのカルデラ湖で、目が覚めるほどきれいなブルーの湖でした。この日はちょうど湖1周リレーマラソンが行われており、国道沿いに応援や給水の人々がたくさんいました。ウォータースポーツもさかんで、ヨット、ウォーターバイク、モーターボート、バナナボート、カヤック、ホールインワン(岸から、湖にうかべたいかだ上のホールに向けて飛ばすゴルフ)などなど、さまざまなスポーツを楽しむ人でにぎわっていました。

Lake Taupoの町はちょうど軽井沢みたいな感じ。アート系やエスニック系のお店やおしゃれなカフェなど、いかにもリゾートな感じでしたね。

国道が湖岸を離れると、少し先には美しい滝が。

小さいけど、水の色がとてもきれいで、マイナスイオンをたっぷりいただきました^^

ここから30分くらい走ると、牧草地と山ばかり続く景色も終わり、Hamilton〜Aucklandにかけては比較的人工物が多くなります。

何しろ、NZの人口400万人のうち、150万人がAucklandに住んでいるとのことで、その周辺も活気があります。

夜はAucklandの町を散策。メインストリートには中国語、韓国語、そして日本語の看板も多く、アジア系やポリネシアン系の比率が急に高くなります。Palmerston North〜Hamiltonは圧倒的に英国系白人が多かったのですが、Aucklandはいきなり国際都市の空気です。

NZ北島の南の方にあるPalmerston Northは、夏の気温が15~25度、湿度がほとんどなくとても快適でした。Aucklandも、気温はそれほど上がらないのですが、赤道に少し近くなるせいか若干湿度があり、少し歩くと汗をかきます。

でもね〜、35度がデフォルトになってしまった関東の夏に比べれば、真夏なのに関東の5月くらいの感じでとても心地よかったですよ。

ちなみに、冬もそれほど気温が下がらず、平地は雪がめったに降らないとのこと。全般的にマイルドなんですね。

Aucklandのホテルから徒歩30分くらいのところに港がありました。

【DAY5】

いよいよNZ観光最終日。あっという間でしたけど、最初の4日はただ観光するのではなく、地元の方々と色々お話ができたので、NZのことをとても身近に感じられました。初めてのアメリカよりカルチャーショック大きかったかもな〜。

この日は日曜日で、お店などはお休みのところが多いようでした。案内してくれたPeterさんも15年ぶりのAucklandとのことで(!)いわゆる観光名所巡りをしてみました。

まずはペンギンがいる水族館。そう、ニュージーランドにはペンギンが生息しています。



南極とは違う種類のペンギンで、南島周辺の小さい島などにいるようです。その他にもニュージーランド特有の魚やサメなどがいましたが、なんといってもこれが圧巻・・・。

じゃじゃーん。巨大ロブスターです!

手前に写っているのは、スケール代わりの私の指・・・どれけ大きいか分かります?

こんなのが大きな水槽の中にうじゃうじゃいました。レストラン等で食べられるそうですが、いったい何人前!

きれいな蛍光ピンクのタツノオトシゴもいました。

そしてお次はAuckland Museumへ。オセアニアの各民族の伝統的な生活用品や移民の歴史、戦争の歴史、近現代芸術、自然科学にいたるまで、要するにニュージーランドのすべてがわかる博物館です。



かれこれ2時間くらい、早足で見て歩きましたが全然終わりません**;

博物館内、撮影OKというのもまたすごいですよね。ニュージーランドと言えばマオリ族。

これはマオリ族の meeting house。部族会議などを開くための建物だそうですが、説明によれば、マオリ文化を保存するため白人がお金を出して作らせたものとか。中も外も、手彫りの彫刻(トーテムポールのようなもの)がびっちりほどこされています。



写真を拡大すると彫刻の顔が見えますが、アイヌやイヌイットの彫刻とも少し似ていますね。

この博物館で一番驚いたのが、日本とニュージーランドが第2次世界大戦で戦っていた、ということ。場所はソロモン諸島だそうです。

終戦コーナーには、日本の降伏宣言のコピーが飾られていました。日本軍の遺留品もたくさん展示されています。

日本とニュージーランドにそんな過去があったなんて、全然知りませんでした。。。

さて、午後からは夕べ通った港へ行ってみることに。すると、ちょうどいい時間に湾内観光フェリーがあったので、それに乗ることにしました。

フェリー乗り場の隣にはヨットハーバーがあり、たくさんの豪華なヨットやクルーザーが係留されています。



これは、アメリカズカップで優勝したニュージーランドチームのヨット。TOYOTAですよ♪ なんとこれに乗せてくれる、というツアーもあるのですが、ヨットクルーも体験しなきゃいけないのでパス(笑)。

というわけで、90分ほどの湾内ツアーに参加しました。

少し沖からAucklandを眺めると、ひときわ高い塔がよく見えます。Sky Towerです。こうして見ると都会ですね〜。(町を車で走ると小さい地方都市みたいなノリです・・・)

さっきハーバーで見たアメリカズカップのヨットもお客さんを乗せて航行していました。

を、海賊船だ!!!

Auckland Bayを一周し、600年ほど前に噴火で出来たという島や、リゾート開発されている島などを通りすぎて、元の港へ。

翌日の早朝にオーストラリアへ移動するため、この日の夜は空港近くのモーテルに移動しました。

チェックインしてから近くのショッピングモールで夕飯を済ませ、戻って来るとニャンコが=^^=

写真の右の角に写っているのが私の部屋です。(室内写すの忘れたorz)

古いけどとてもすてきなモーテルで、ちゃんとWiFiも飛んでました。たまに途切れるけど・・・でもそれはダウンタウンのホテルでも一緒でした(笑)。デジタルインフラは決して進んでいるとは言えませんね。

【DAY6】

さて、これにてニュージーランドとお別れ。Peterと家族のみなさん、近所のみなさん、色々お世話になりましたm..m

ニュージーランドの空港では、搭乗時間間際までゲート前に入れませんので、Duty Freeやカフェでまったりまつしかありません。



写真を拡大してみてくださいね。Relaxという字が見えますか?「まあ、あわてないで待っててね」という意味です(笑)。Open in 10 min.というのが、搭乗開始まであと10分の表示なのですが、1つだけ???

最後の最後でニュージーランドののんびりっぷりを再確認した瞬間でした。。。

(OZ編に続く)

 

 

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